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小路の奥に [デュッセルドルフ 2017 冬]

雨が・・・止んだ。


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12月下旬、ドイツDüsseldorf デュッセルドルフに行った時のお話の続き。

2泊3日の最終日、チェックアウトした宿に荷物を預けて散歩して、
巨大な観覧車のあった広場の端っこで、落書きだらけの煉瓦の建物がある通りを見ていたところまで。

そのJosef-Wimmer-Gasse ヨーゼフ=ヴィンマー=ガッセの通りの端には・・・

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・・・ブロンズのモニュメントがあった。 

Stadterhebungsmonument ・・・読み方はよく分からないけど、直訳すると都市昇格記念碑
 ↑ シュタットエアヘーブンクスモヌメント だそう。 めぎさん、ありがとう^^。
デュッセルドルフのサイトによると、都市になっての700周年を祝って、1988年にできたものらしい。

調べてみると、どうも1288年にヴォーリンゲンの戦いというのがあって、
それにデュッセルドルフの住人たちが貢献したゆえ、都市権を与えられたんだとか。

当時は住人の数の多さで都市になるのではなく、領主権利を授けて都市になっていた。


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骸骨の顔や、骸骨の馬に乗った鎧の騎士など、おっかない部分もあるけど、私が見てたのは荷車食料

ボトル、野菜、ジャガイモ、リンゴや梨、木箱に入った魚類、そのそばにムール貝らしきものもあった。


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モニュメントの左側には小路が。 奥には教会の建物が見える。 行ってみよう。


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石畳小路を進むと、広場に出た。 教会の扉は開いてそうだ。


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中に入ると、キリストの生誕のシーンを表した、木彫りの像の素朴な感じのクリッペが。

と言っても、この時はまだクリスマス前だから、
白い布を敷いた飼い葉桶には、まだ、幼子イエスの姿はない。


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壁画は15世紀からあるもので、19世紀に修復されたとか。

聖母マリア幼子イエス。 その周りに3組(6人)の天使
それぞれ、バナー楽器を持っている。

右の天使ハープ
左の天使が持っている楽器は、ポルタティーフ・オルガン(オルガネット)
パイプが高低順に並び、右手で鍵盤を弾き、左腕を使ってふいごで風を送って音を出しているそうな。


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カーブを描く周歩廊を歩く。 仕立屋ギルドの祭壇。

今いるこの教会の名前は、Sankt Lambertus 聖ランベルトゥス
都市権を授かった後、1288年〜1934年に作られたローマ=カトリック教会。

初日にライン川沿いのプロムナードを歩いた時も、観覧車とともに尖塔が見えていた教会だ。


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15世紀の聖水盤、その蓋、これはあとから1977年に作られたものらしいが、すごく凝った装飾が。 
立っているのはアダムとイヴかな。 その下の半球には牛、カメ、トカゲ、ハチ、鳥、ゾウなどが。


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聖水盤の向こうには、ライトアップされたゴシック様式のみたいなものが。 
日本語には幕屋と訳すようで、神殿、キリストの聖体を保存するものらしい。

そのそばの壁には、振り香炉が吊り下げられていた。


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十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの像、ピエタ。 約1400年くらいのものらしい。


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奥に見えるのはバロック様式の主祭壇。 右手前にあるのは説教壇(講壇)


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主祭壇の前には小さな箱のような祭壇があって、中に人物像が見えていた。
デュッセルドルフの守護聖人の聖アポリナリスだそうな。

軽く、くるっと回っただけなのに、ここにいる時が一番、クリスマスを迎えるという雰囲気を味わえた。


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そろそろ、預けていた荷物を宿に受け取りに行って、に向かわないとね。
途中、寄り道する予定もあるし。

その寄り道とは・・・

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・・・焼きソーセージ、2種類。 旅のシメはこれで。

いつもよく行くデパートの角に炭火で焼いてるソーセージの屋台があるのだ。
デュッセルドルフクリスマスマーケットを見に来るたびに、ここで食べるのが我が家の恒例で。

熱々のソーセージを頬張り、幸せを感じる。

そして、駅に17時すぎに着き、2時間余り列車に乗って、無事にオランダへ戻った。

☆ ☆ ☆

そうそう、列車に乗り込んだ時、我が家が座るはずの席に、
すでに女性が一人、大きなスーツケースとともにいた。 

「私たちの席なんですけど・・・」とKamoさんが伝えると
「もう私が座ってるの。 あなたたち、ここに座らないといけないの?」と、その女性。

思わぬ返答に一瞬びっくりしてしまったけど、「当然。 予約してあるんです。」と返した。

前の席のおじさまも「あっち、フリーな席あるみたいだよ」とソフトに加勢してくれた。

ドイツの列車は、自由席車両指定席車両と分かれてはいなくて、ごとと効率的。
見分けは座席の上の方に電光表示があって、出発駅から到着駅まで予約された区間が出ているのだった。


国によって、列車の乗り方も様々。

デュッセルドルフの旅の話、あと1回続きます^^。

nice!(44)  コメント(18) 

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コメント 18

riverwalk

教会の中は独特の雰囲気で空気も違うような感じです。
焼きソーセージは食べ応えありそうですね(^^)
by riverwalk (2018-02-09 18:21) 

テリー

列車で、席ごとに、予約席、自由席とあるのは、ちょっと、びっくりですね。
by テリー (2018-02-09 18:43) 

そら

モニュメントも絵画も素敵ですねぇ!
でも・・・私は焼きソーセージがいいなぁ♪
しかしこういうおばさん、どこにも居るんですね(^^;
by そら (2018-02-09 19:13) 

めぎ

ランベルトゥス教会、毎日通勤のバスから見えているのだけど、最後に中に入ったのはもう5年くらい前かな…ここでクリスマスイヴにミサを見たことがあって、大盛況でしたよ。
デュッセルに生まれた人はみんな、700年も前から都市として自治権を持っていたことに誇りを持ってます。司教座のケルンとは全く違って独立していたんだと。まあこの時からデュッセルドルフとケルンは仲が悪いんですがね。読み方はシュタットエアヘーブンクスモヌメントです。

by めぎ (2018-02-09 22:06) 

みち

教会が映る水たまり、素敵☆
壁画を細かく観察されてますね、、、だからinatimyさんは
色んな事を知っているんですね。私はいつも、ぼーっと眺めているから、
あれこれ覚えないんだなぁ。。。
厳かな教会、ピエタの像も。
列車の席、面白いですね。ルールを知らないと困りますね、
女性も困り者ですが(@@)
by みち (2018-02-09 23:37) 

mitu

大きなソーセージ!パンも美味しそうですね(^^)
by mitu (2018-02-10 00:03) 

moz

聖ランベルトゥス協会、壁画も素敵ですが、その上のステンドグラス、落ち着いた渋い色でとっても素敵ですね ^^
水たまりに写った街並みも良いな。
それに、ソーセージが大幅にはみ出しているパンもとっても美味しそうです。思わず、ビールが飲みたくなります ^^v
by moz (2018-02-10 08:24) 

(。・_・。)2k

パンからはみ出したところが
ちょっと嬉しい気もするけど
パンも同じ長さじゃないと
あと2つは食べないと足りないなぁ

by (。・_・。)2k (2018-02-10 08:46) 

oko

ソーセージが大幅にはみ出してますね〜
なんだかお得な感じです!!
by oko (2018-02-10 09:18) 

DON

モニュメントや街並み
撮ってみたいなぁ~(^^ゞ
by DON (2018-02-10 10:58) 

engrid

焼きソーセージ、香ばしくておいしそう
自治権をみんなで勝ち取ったのね、その記念のモニュメント
勇ましい姿でなく、その時の情景を表してるのかな
興味深いな。すごく身近で、そうだったのよな感じでね
by engrid (2018-02-10 16:55) 

miffy

水たまりに映った教会や建物が素敵ですね。
教会の中、人がいないとちょっと怖いかも・・・
焼きソーセージ美味しそうですね~
by miffy (2018-02-10 20:21) 

KOME

教会、なぜか惹かれるのです。
by KOME (2018-02-10 20:51) 

うりくま

たまたま入った教会がこんなに素敵だったら
感激してしまいますネ!全体が仄暗いのも、
スポットライトのような光の演出も素敵です。

by うりくま (2018-02-10 22:39) 

MIKUKO.

モニュメント、細部まで見ると非常にリアルに再現されていますね。
食糧の部分が気になるのも分かります ^^
こういう教会は自由に入れるんですね?
入ってみたいなぁ・・・といつも思います。クリスマス辺りは特に☆
最後の焼きソーセージ、美味そう・・・♪
本場のソーセージは普通でも大きいから羨ましくって ^^;
by MIKUKO. (2018-02-12 14:22) 

Inatimy

→皆さま「小路の奥に」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。帰る頃になって雨が上がるってなんだかタイミングが悪いというか^^;。8〜9℃と割と暖かめだったので、街を歩くには良かったかな。教会にも入れて静かな雰囲気も味わえました。

→riverwalkさま
旅に出るとその街の教会によく入ります^^。壁で隔てられた全く違った世界ですよね。すごく静かでした。焼きソーセージ、食べ応えありますよ〜。炭火で香ばしく♪

→テリーさま
日本だと指定席がガラガラな時もあって、なんだかもったいない感じがする時もありますよね。ドイツ式だと、予約した人が来るまでは自由に座ることができるので、なるほどなシステムです。

→そらさま
ドイツと言ったらやっぱりソーセージが美味しくて。オランダにもあるけど、違うんですよね。列車、予約駅の区間が表示されてるので、それ以外の時なら自由に座れるんですけどね。予約したのに退いてくれないのは困ります^^;。

→めぎさま
住んでる街だとそうなりますよね・・・私もよく前を通る教会、もう10年近く入ってないし^^;。1288年って日本だと鎌倉幕府の時代ですもんね。すごく昔から自治権を持ってたんですね〜。ケルンとの確執も歴史的な長さだったとは・・・。単語の読み方、教えてくださってありがとうございます^^。長い単語苦手で・・・。

→みちさま
いえいえ、いろんなことに興味あるけれど、よく知らないからいつも写真に撮って後で調べてるんですよ^^;。この時も天使が持ってる楽器が不思議な形でね。ブログは私のメモ帳代わりです♪ 列車の席も国が変わればシステムも異なりますね〜。

→mituさま
大きいでしょ^^。このソーセージを食べるのが楽しみで。焼きたての熱々。屋台によっては電気で焼いてるところもあるのですが、やっぱり炭火が一番♪

→mozさま
教会のステンドグラス、渋めですよね。単なる断片のように見えてても、ちゃんと人の姿になってたりするんですよ^^。帰る頃になってやっと雨が止んで、水たまりの風景が綺麗に反射しましたよ。パンはソーセージを持ちやすくするためのものくらいで、あくまでもソーセージが主役なんですよ。

→ (。・_・。)2kさま
これ、ホットドッグではなく、焼きソーセージとして売ってるので、パンはおまけ的存在。熱々のソーセージを持ちやすくするためという感じなんですよ^^。結構ボリュームあります。それに他に美味しいものがあった時、ここで満腹にしておくと困るしねぇ。

→okoさま
主役は焼きソーセージです^^。パンはおまけ。私としてはパンが付いててラッキーという感じかな。熱々を美味しくいただきました〜。

→DONさま
きっとDONさんが街歩きしたら、また一味違った面白さを発見されるんだろうな^^。

→engridさま
モニュメント、左には騎士の姿もあり、ライオンとか、フードをかぶって歩く人もいたり、当時の地図とかっ書類とか、かなりのパーツから構成されてましたよ^^。なんの像なのか、後で調べて分かったという・・・^^;。

→miffyさま
教会の中には、私たち以外にもちゃんと人がいたので、怖くはなかったですよ^^。ただただ静かな場所でした。焼きソーセージ皮がパリパリで♪

→KOMEさま
我が家も旅先では必ず入れそうな教会には入ってますね^^。夏の暑い日には中、涼しいし。

→うりくまさま
雰囲気の良い教会でした^^。すごく静かで、帰り際に寄付箱に入れた小銭の音が心地よく響きましたよ。

→MIKUKO.さま
カトリックの教会は大体開いてることが多いかな^^。ミサの時間以外だったら大丈夫みたいで。気をつけてるのは、帽子を脱いでから入ることくらい。お隣の国なのに、ソーセージは全く違うので、ドイツに来ると必ず焼きソーセージは欠かせません♪ 2種類買って、半分こしてどちらも味見♪
by Inatimy (2018-02-14 19:02) 

momo

へーーーー。座席のお話、国によっていろいろなんですね。
by momo (2018-02-27 08:57) 

Inatimy

→momoさま
座席の予約・フリーの仕組み、いろいろですよね〜。他にも1等席、2等席の区別もあるし。日本だとグリーン車、普通車だけど。オランダでは改札もプリントアウトしたチケットのコードを読み取らせて抜ける、というものだったり。でもドイツは改札機がなかったり・・・。
by Inatimy (2018-02-27 22:52) 

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